理念・概要
 我が国の看護教育発祥の地である東京慈恵会医科大学は、最も伝統ある私立医科大学として、130年以上の歴史を積み重ねてきています。
 その歴史は明治14年(1881年)に発足した成医会講習所、また民間では初の施療(無料で医療を施す)病院である有志共立東京病院に始まり、その後幾多の変遷を経て、現在は4病院合計2,645床を有し、先進医療を提供する総合医療機関となっています。
 当大学の建学の精神は「病気を診ずして病人を診よ」です。この言葉には、『病気は身体や心にあっても、病み苦しんでいるのは“人”そのものである。私たちは単なる治療だけでなく、この病み悩める人に全力で尽くし、不安を取り除き、慰め、生きる勇気を引き出し、満足感を得られるようにしなければならない』という意味が込められており、患者さん中心の医療・看護を提供することを第一に考えています。
 この精神に基づき「来て良かった病院」を目指して、常に「患者さんの立場に立って考え行動する」看護を実践し続けています。
看護婦教育所創設之地
慈恵大学ホームページにて、建学の精神等の詳細な情報を掲載しています。ぜひご覧ください。
建学の精神等について