
看護を行う際、いかに患者さんに満足していただけるかを考えることが大切です。患者さんが健康を回復されるように援助するのはもちろん、人間としてその人に出会えてよかったと思ってもらえるように、情熱とやさしさを持って看護を行ってほしいですね。このやさしさというのは、相手の思いや感情を感じ取る心をもつこと。患者さんが病気と向かい合う時、自分自身を鍛え、より人間的に成長していくことを支援する思いやりのある、相手を大切にする心だと思います。時にはそのやさしさが厳しさに見えるかもしれませんが、この厳しさが本当のやさしさであることも多いのです。ナースの一人ひとりが、こうした質の高い看護を実現できるよう、ともにがんばっていきたいです。
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