キャリアを積んで、スペシャリストとして活躍できる環境があります。
スタッフナースとしての看護が一通りできるようになる頃には、自分の将来像を描くことも大切です。
当院では、感染管理、救急看護、がん化学療法看護、皮膚・排泄ケア、集中ケアなどの専門分野で看護師が活躍しています。
看護部内のコンサルテーションはもちろん、病院全体への働きかけも積極的に行い、看護の質的向上に努めています。あなたの活躍できるステージが、きっと見つかります。
また、日本看護協会の認定看護師教育専門課程(感染管理、がん化学療法看護、皮膚・排泄ケア)の実習病院としても指定されています。
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |

皮膚・排泄ケア認定看護師 安藤 子
2007年資格取得 看護部所属
●ケアや対策が結果に結びつく手応え。
皮膚・排泄ケア認定看護師の役割は、褥瘡を含む創傷ケア、ストーマケア、排泄障害のある患者さんへのケア実践、また看護スタッフの相談を受け指導を行うことです。この領域は、ケアや対策がよいと、結果が早く出るのでわかりやすくやりがいにつながることが楽しさだと思います。ストーマ外来でも、「入院前の生活ができるようになったよ」と患者さんから感謝されることやスタッフからも「教えてもらったことを実践したら良くなった」との反応が早くもらえると嬉しいですね。今までは病院内のことに最も力を入れてきましたが、これからは地域に向けて情報発信することや後輩認定看護師を育てることが目標です。

救急看護認定看護師 溝江 亜紀子
2012年資格取得 ER-ICU所属
●緊急時こそ冷静な判断と看護を。
都内でもトップクラスの救急患者搬送数であるER-ICUで働いています。救急看護認定看護師として、所属内での救急看護の実践モデルとなり、まわりのスタッフたちの指導・教育にあたっています。専門分野の新しい情報を常に取り入れ、自己研鑚していく必要があり、その手応えとやりがいは大きいです。時には教育委員会からの依頼により、救急分野の研修にも携わらせていただいたり、RSTの一員として、週1回のラウンドに参加し、依頼があればその都度病棟に出向いてコンサルテーションを行うなど幅広く活動しています。より一層学習を積み、院内外問わず活動をしていきたいと思います。

緩和ケア認定看護師 岩倉 俊子
2014年資格取得 緩和ケアチーム、看護部所属
●病棟スタッフの緩和ケア実践が私の励みに。
2014年7月から緩和ケアチームの専従看護師として活動しています。主治医からのコンサルテーションにより、患者さんとご家族の身体的苦痛症状の緩和や不安の軽減、病気や治療への向き合い方などに対して支援しています。苦痛緩和について関わることは、認定看護師としての大きな充実感を得られる反面、最近では難しさも感じています。また、病棟スタッフが緩和ケアについて関心をもち、患者さんとご家族により良いケアを提供している姿を見ることが私自身の励みになっています。これからも様々な環境を知り、たくさんの方と関わりながら共に成長していきたいと思っています。